2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

国内問題としての「対外戦争」

『日本が侵略戦争したから、日本が悪いんだ』って思うのは間違えなんですか? どうして日本があんなに侵略戦争の戦線を広げられなければいけなかったの? どうしてあんなに侵略戦争で沢山の犠牲者を出さなければいけなかったの? 中国だけでも三千万人の犠牲…

マスコミの相似形としての「痛いニュース」

朝日新聞を「マスゴミ」呼ばわりしている人が産経新聞の記事に肯定的なブクマをしているのを見かけてドン引きすることはしょっちゅうありますが、「痛いニュース」のマスコミ批判というのもそれに似ているなぁ、と思う今日この頃。 マスコミが大衆批判をして…

正義の味方は大変です〜『陸上防衛隊まおちゃん』と『ザンボット3』〜

陸上防衛隊まおちゃん DVD-BOX出版社/メーカー: キングレコード発売日: 2007/07/04メディア: DVD クリック: 23回この商品を含むブログ (20件) を見るKBS京都では最近『陸上防衛隊まおちゃん』の再放送をやっているので、毎週眠い目をこすりながら見ています…

『Newton7月号 光とは何か?』

Newton (ニュートン) 2007年 07月号 [雑誌]出版社/メーカー: ニュートンプレス発売日: 2007/05/26メディア: 雑誌この商品を含むブログ (6件) を見るちょっと遅くなりましたが今月の『Newton』が面白かったので紹介します。 『Newton』では過去にも相対性理論…

『ユリイカ 精霊の守り人特集』

ユリイカ 2007年6月号 特集=上橋菜穂子 〈守り人〉がひらく世界出版社/メーカー: 青土社発売日: 2007/05/01メディア: ムック購入: 2人 クリック: 23回この商品を含むブログ (21件) を見る今月号の『ユリイカ』に藤津亮太氏の『精霊の守り人』解説が掲載され…

コラージュの奇跡『気狂いピエロ』

ヌーヴェルヴァーグ特集のオマケであると同時に、本命作品の紹介です。気狂いピエロ [DVD]出版社/メーカー: アミューズ・ビデオ発売日: 2002/09/27メディア: DVD クリック: 62回この商品を含むブログ (85件) を見るジャン=リュック・ゴダールの長編第10作品…

『桃華月憚』の逆再生と物語構成について

エイベックス・ポータル - avex portal(音が出ます) http://www24.atwiki.jp/toukagettan/ http://hobby-channel.net/content/view/2776/67/ 桃華月憚 壱 [DVD]出版社/メーカー: エイベックス・トラックス発売日: 2007/09/19メディア: DVD クリック: 6回この…

はてブとアクセス数−サブカル系ブログの場合

結局ブックマークをされたければはてぶ。 アクセスを稼ぎたかったら、個人ニュースサイトを釣ればいいのではないだろうか。 ということで、ブックマークとアクセス数は比例しているわけではない。 http://www.yukawanet.com/byozine/log/2007/06/hotentry.ht…

ネット時代の挨拶

おはようこんにちはこんばんは! ネットの文章はいつ読まれるかわからないのだから、いつ読まれても良いような挨拶をするべきだ!と頑なに主張する会会長のtukinohaです。嘘。 オールタイムの挨拶でよく使うのは「お疲れ様です」ですが、オフラインでさえ時…

業務(?)連絡

最近映画の話が多くて、アニメやエロゲの話を期待している読者の方には申し訳なく感じています。どんなジャンルの記事にしても、大抵は勉強しながら書いているので、映画の記事を書くことで身につけた視点をアニメ批評に生かせれば良いなぁ、とは思っている…

「ゼロ年代の想像力」について

『SFマガジン』に掲載されている「ゼロ年代の想像力」を読みました。 細かい内容については既に他の方が詳しく紹介されているので触れませんが、記事の中で繰り返し主張されている「決断主義」「サバイブ感」について少し。 僕自身は『エヴァンゲリオン』よ…

ヌーヴェルヴァーグの作家たち・その3『勝手にしやがれ』

ヌーヴェルヴァーグの作家たち・その1『恐るべき子供たち』 - tukinohaの絶対ブログ領域 ヌーヴェルヴァーグの作家たち・その2『大人は判ってくれない』 - tukinohaの絶対ブログ領域 以上の記事の続きです。 ヌーヴェルヴァーグ特集も今回で終わり。という…

もじもじカメよ、カメさんよ〜。 「あのぅ、そのぅ……えっと……何でもありません……(恥ずかしくて言えない!)」

『ef - a fairy tale of the two.』アニメ化決定

http://www.ef-memo.com/top.html タイトルは『ef - a tale of memories.』。 「アニメ化の話は全て断っている」とどこかで聞いたような気がするのですが、これは素直に嬉しい。声優さんは変わっていないようですね。とりあえずゲームの方も続報をプリーズ!

業務(?)連絡

明日はダッシュ、ダッシュ、ダンダンダダダン(グレートマジンガー)な一日になりそうなので、ヌーヴェルヴァーグ特集の続きはしばしお待ちください。え。誰も待ってませんかそうですか。そんなことは意にも介さず「まっすぐゴー!」。 何かもう色々異常なテン…

ヌーヴェルヴァーグの作家たち・その2『大人は判ってくれない』

ヌーヴェルヴァーグの作家たち・その1『恐るべき子供たち』 - tukinohaの絶対ブログ領域の続きです。 ヌーヴェルヴァーグが保守化したフランス映画への反発から生まれたということは先の記事で述べましたが、ヌーヴェルヴァーグの映画には具体的にどのよう…

ヌーヴェルヴァーグの作家たち・その1『恐るべき子供たち』

本日から3回に分けて、1950年代のフランスから始まった映画刷新運動「ヌーヴェルヴァーグ」について書いていきたいと思います。 フランスはリュミエール兄弟が映画を発明し、今でもカンヌ映画祭をやっている国ですから、映画については長い長い伝統と権威が…

『魔法少女リリカルなのはStrikerS THE COMICS』

http://www.nanoha.com/index.html http://akiba.kakaku.com/hobby/0705/31/181543.php http://d.hatena.ne.jp/tukinoha/20070412/p1 魔法少女リリカルなのはStrikerS THE COMICS (1)作者: 都築真紀,長谷川光司出版社/メーカー: 学習研究社発売日: 2007/05/3…

つっぱしる休日

今週末は無理矢理予定を空けたのでずっと暇です。だからと言って本を読む気はさらさらないわけで。読書は忙しいときにやれば済むことだ、という考えが僕にはある。部屋の整理整頓と同じ。 時間があるときはひたすら物を考えることにしています。部屋とじっと…