雑記9/6

明日京都に帰ります。とりあえず飲み会やりたい。
今週の『魔法少女リリカルなのは』より。

疲れた老人みたいだ……。正面から見たら、たぶんこんな感じ。

話は変わって、筒井康隆のエッセイ集『笑犬樓の逆襲』を読了。

笑犬樓の逆襲 (新潮文庫)

笑犬樓の逆襲 (新潮文庫)

いつもの社会・文学・書評に加え、断筆宣言以降に本格化させた俳優業についても筒井節大爆発。いやぁ、面白かった。
ちなみに、2000年ごろに書かれたエッセイから、みんなの大好きな東浩紀の名前が何度か出てきます。少し前の対談で『涼宮ハルヒ』の話をしたということは知っていましたが、割と古い付き合いである模様。と思ったらこんな話が。

執筆の方で現在、いささか切羽詰った状況にあるのは、岩波書店から出る文学講座である。わしが編集するのは第一回配本(第一巻)と第三回配本(第三巻)であり、その第一巻に書くべき諸氏の原稿がほとんど集まっていない。全部に眼を通さなければまとめが書けないのであって、そこへもってきて執筆者のひとり、東浩紀氏が突然書けないと言ってきた。彼のテーマは「ポストモダン以後の文学」だったのだが、いざ書こうとして「ポストモダン以後に文学はない」ということにハッと気がついたというのだからひどいものだ。丁重な詫び状が届いたが、そんなもの貰っても困った状況には変わりはない。その穴埋めもわしがしなければならなくなった。

あはははは。そりゃ無理だ。