哲学者サッカー日本代表

サッカー日本代表は残念ながらベスト16で敗退しましたが、哲学者サッカーならベスト8くらいは狙えるのでは?というわけで選んでみました。現在第3稿。元ネタは言うまでもなくモンティ・パイソンです。
http://www.youtube.com/watch?v=m-VbnN6oiXs
GK:大森荘蔵
DF:加藤弘之(スウィーパー)
DF:荻生徂徠
DF:道元
MF:田邊元(右ウイングバック)
MF:左右田喜一郎(左ウイングバック)
MF:西田幾多郎
MF:木村敏
FW:北一輝
FW:三木清(右ウイング)
FW:廣松渉(左ウイング)
監督:福沢諭吉
コーチ:夏目漱石
日本サッカー協会理事:蓑田胸喜


選考理由
フォーメーションは3−4−3のフラット型を想定。あまり一般的とはいえないフォーメーションだが、幕末においては最後まで江戸城に踏みとどまり、明治維新後においては国家主義哲学の樹立に貢献した加藤弘之を中心とした固い守りがあれば可能ではないか。両サイドに配置した荻生徂徠道元は、対ドイツ戦での活躍が見込まれる。GKの大森はパスをもらうのが下手そう(しかしパスを出すのは上手い)なのでこのポジションに。
中盤から前線は新カント派関係で固めてみた。特に両サイドからのロングパス(超越的価値の必然的是認)はやや精密性を欠くものの、あわよくば直接ゴールを狙えるほどの勢いがある。左右田ー廣松、田邊ー三木の連携に期待したい。北一輝もパスを受けるのが苦手(というか、変なところでパスを受ける)なので、中央からのドリブル突破に特化。両ウイングとの連携に若干の不安が残る。
監督には福沢諭吉。マスコミからは「その時々で方針が変わる」と不評だが、状況変化への対応能力に優れているのだと考えよう。コーチには夏目漱石を。彼がスカウトしてきた理想主義哲学グループは意外と層が厚く、交代要員として貴重である。日本サッカー協会は、役に立たないほうがそれっぽいかなと思ったので。交代要員として西周竹内好、戸坂潤を。徂徠をはずして西、木村をはずして竹内、三木をはずして戸坂、という起用法が考えられる。


予想成績
ドイツには勝ち。オランダには引き分け。ギリシアには負け。イングランドにも負け。フランスとはかみ合いそうにないので引き分け。スコットランドにも負け。あれ?勝てそうなところがあまりない……。
(ネタなのであまり真面目に考えないように)