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http://d.hatena.ne.jp/tukinoha2/20080120/p1
もういっこのブログを更新しました。今回のテーマは古河財閥についてです。原敬の話とか陸奥宗光の話とか完全にスルーですが、第1次世界大戦を契機に財閥間の格差が増大するまでの流れ、というのはある程度書けた気がします。
あと、財閥でも地主制でも、負の側面に目を当てることはもちろん重要なんですが、急速な近代化の中でそれらが果たした役割もきちんと評価しなければ、と思います。伝統的に日本の財閥では番頭に権力を委ねる傾向があって(特に歴史の古い三井・住友では)、創業者一族がトップにいることの多い外国の財閥と比べると、投資に積極的で、重化学工業の発展に大きな貢献を果たした。この辺が日本の財閥の特徴でしょうね。