2年目の感想

本日でこのブログを書き始めてから2年が経過しました。まずは現状報告から。
PV数は現在までにおよそ54万。カウントし始めたのは去年からで、ブログを書き始めた1年目については記録が残っていないため、総数はもう少し増えるでしょう。
リンク元についてですが、「カトゆー家断絶」さんからのアクセスが38パーセント、その他ニュースサイトさんと合わせると80パーセントに達します。「大手ニュースサイトすごい!」という話。うちのブログのように個別作品論をメインにしているところとしては、タイトルで興味を持った人にピンポイントで届けられる現在のあり方がちょうど良いのかもしれません。ニュースサイトの皆様、取り上げていただきありがとうございます。
最も多くのアクセスを集めた記事は「『電脳コイル』で久々に「子ども向けアニメ」を見たと感じた」。その他、上位の記事は深く考えずに書いたものが多いです。最も多くのブックマークを集めた……は忘れてください。
被アンテナ登録数は32。RSSの配信数はよくわかりませんが、LivedoorはてなRSSで45くらい?来年までに倍増……は多分無理なので、1.5倍くらいになれば良いなぁ、と。


2年間の感想。
19歳のときにこのブログを始め、気がついたら21歳になっていました。日常に大きな変化はありません。ただ、自分には教養が足りないな、と思うことが多くなりました。今までは背伸びをして、はったりを利かせて誤魔化してきましたが、コメント欄が賑わうようになって、間違いを指摘してくれる人が増えてくるとそうもいかなくなってくる。今よりも良い記事を書くために、僕が知るべきことが無数にある、ということが嫌でも分かってきました。
「誰でも一本は小説が書ける」と言われるように、20年以上生きてきた中で考えたことを素直に表に出せば、誰にだって良記事の1本や2本は書けるでしょう。でも、既に、そしてこれからもブログを書き続けるのならマンネリは避けられないでしょうし、あるいは「記事にしたい対象」を自分の知っている事柄に引き付けて、偏狭な解釈を繰り返すことにもなりかねません。
特に後者の間違いを、僕は何度も繰り返してきました。
アニメを解釈するのにアニメだけ知っているのでは全く不十分で、映画を見て、小説を読んで、音楽を聴いて、社会のことを知らなければなりません。作品に対する純粋に内在的な分析というのは存在せず、あらゆる作品論は作品外への横断を含んでいるのです。
僕は自分のブログを「アニメ批評系」として位置付けていますが、映画も漫画も小説も特撮も取り上げてきたことには以上のような理由からです。3年目はもっと色々なジャンルの作品に触れてみようと思います。
その時間を確保するためにも、今までのようにほぼ毎日更新、というのは多分無理です。アニメも見る本数を減らします。最近は3、4日に1回の更新が続いていますが、3年目はそれが常態になるでしょう。4年目はまた増やすつもりなので……。