雑記10/13「sola」「空」「消費と批評」

sola color V(初回限定版) [DVD]
昨日、『sola』というアニメを見直していました。タイトル通り青空を見るのが好きな主人公と、逆に青空を見たことがないヒロインの物語。緩やかに始まった物語は、加速度的に終わりへと突き進みます。みんなが幸せになってお仕舞い、とはいかずに、少しビターな結末を迎えるところも最高に僕の好みです。
最終話のラスト、最後まで物語の舞台に残った人たちは、夜明けの空を観るために、まだ暗い夜空の下に集まります。そして夜明け。夜の物語は終わりを告げ、新しい日々の始まりを感じさせる、非常に美しいエンディングでした。
そして僕は、翌朝まだ暗いうちに起き出して、自転車に乗って東へと向かいました。


30分ほど河原をうろうろ。この時期は深夜から早朝にかけての冷たさが心地良くて、人間の活動に一番適しているんじゃないかな、と。昼間は暑いのか寒いのかはっきりしなくて苦手ですが。7時ごろには散歩をする人、通勤用の車を走らせる人が増えてきたので退散しました。

何で僕が褒めた作品に限って評判が悪いのだろう、という話。作品を鑑賞する態度を「消費」と「分析・批評」の2つに分けてみた場合、作品受容の一般的なプロセスとは、「消費」から入り、これはもう一回見てみよう、となった時に「分析・批評」が行われるものであると僕は考えます。
ただ、原作付きのアニメで、原作に思い入れがある場合、最初から「分析・批評」を始めてしまうこともあるでしょう。僕の場合、今期のアニメでは『ef』がそれに当たります。僕はめちゃくちゃ面白いと思ったのですが、評判はあまり芳しくないようで。そこで、このズレは上述した鑑賞態度の違いから来ているのではないかな、と。
僕はスルメみたいな作品が好きなので、どのような作品であれ「わかりにくい」「説明不足」「複雑すぎる」という文句に共感したことは一度もありません。大体、僕が絶賛したアニメの半分はボロクソに貶されるんですよね……。あまり良いレビュアではないのかもしれません。
ただ、ちっとも反省はしていないわけですが。

こどものじかん』、あそこまで規制されるとは……。興ざめしてしょうがねーです。DVD待ち、ということでしばらく放置しておくことにします。
明日は研究書かないとなので、図書館におこもりする予定。