アニメ雑記『ef』『CLANNAD』

アニメの新番組は、基本的に最低2話くらいまで見てから言及すると決めているので、この時期はあまり話すことがないわけですが……。
・今のところ一番面白かったのが『ef』。この作品については後で徹底的に言及する予定ですが、とりあえず『少女革命ウテナ』クラスの傑作かもしれない、とだけ言っておきましょう。ただ、このアニメが面白ければ面白いほど原作の続編をプレイしたときの楽しみが減っていくという罠が……。いや、それでも良いから早く続きを出して。
・『CLANNAD』はどうしたんだろう……。すっごい派手派手。『らき☆すた』の余韻を引っ張っている感じ。将来の批評家は「らき☆すた京アニの転換点でした」なんて評するのかもねー、なんて考えるとニヤニヤです。
第1話を見た限りでは、動きを意識させるカメラワーク(という言い方はあっているのか?)が多かったですね。例えば主人公と渚が出会うシーン。右から左に旋回し、再び右へ。



OPの冒頭を連想させます。


キャラクタを追い越し、左に回りこむ動き。
あと、視点を意識させるために、あえて不安定な構図を取り入れてるみたいですね。例えば渚が屋上を見上げるシーン。ふらふらと画面がゆれています。

幻想世界のシーンでも画面が揺れています。あと、画面の片方を大きく開けているのも特徴的。キャラクタが画面の真ん中にいないと落ち着かない感じがしますね。

AIR』や『Kanon』では抑え目な演出だったのですが、『らき☆すた』でふっきれたのかな……。出崎監督の劇場版の演出に近い印象を受けました。