『Devil May Cry』が終わってしまった

Devil May Cry (デビル メイ クライ) Vol.6 [DVD]
今週の放送で最終回を迎えたした『Devil May Cry』ですが、第1話から最終話まで安定して面白かったです。しかも、バイクレースにコメディ、ギャンブルと話の幅が広いひろい。アクションがメインの話もあれば、音楽がメインでそれをアクションが引き立てるという話もあり、たくさんの要素を詰め込んだおもちゃ箱みたいな作品であると思いました。
ただ、全般的に「上手さ」が目立つ分だけ、あまり「とんがった」点が見られなくて、変なもの好きな自分としてはそこだけが残念でしたね……。確かに話の幅は広いのですが、結局はどれもラブロマンスに収束されてしまうという傾向もある。その意味ではワンパターンで、意外性に乏しいといえるのかもしれません。
ともあれ、始まる前に予想していたよりかはずっと洗練された作品でした。多くの人にオススメできるという観点では、今期の作品の中でもトップクラスであると思います。「アクション」ゲームを原作に、アクションとは程遠い要素(ギャンブルなど)を中心として話を組み立てていくという試みも面白かったですね。
関連記事
『Devil May Cry』が意外に面白い(失礼)! - tukinohaの絶対ブログ領域