意味のある批判に必要なたったひとつのこと

具体的に書くこと。『らき☆すた』を例にしてみましょう。
らき☆すた』は閉鎖的なので悪い、が不可なのは当然として。
らき☆すた』の実写EDは閉鎖的なので悪い、でも不可。実写EDは他にもある(花右京メイド隊とか、セイントオクトーバーとか)。
らき☆すた』の実写EDの「中の人」ネタは元ネタがわからない人を排除する閉鎖的な作品であるため悪い、もやはり不可。「元ネタがわからないために排除される人」は実在するのだろうか?
らき☆すた』の実写EDの「中の人」ネタは元ネタを知らないAさんやBさんにとっては閉鎖的な作品であるため悪い、になってもまだ不可。閉鎖的だとどうしていけない?
らき☆すた』の実写EDの「中の人」ネタは元ネタを知らないAさんやBさんにとっては閉鎖的な作品である。私にとっては万人に楽しめる作品だけが良い作品なので『らき☆すた』は悪い、になってもまだ少し不可。「私」とは何者か?
らき☆すた』の実写EDの「中の人」ネタは元ネタを知らないAさんやBさんにとっては閉鎖的な作品である。私にとっては万人に楽しめる作品だけが良い作品であり、私はアニメ業界の将来を考えた上で意見を述べている。よって『らき☆すた』は悪い、でようやく批判の体裁が整うかな、という感じ。
言うまでもなく「意味のある批判」というのは「意味のある再批判」を受ける準備が整っている、という意味なので、再批判されたくない人は具体的に書かない方が良いと思います。
参考
http://d.hatena.ne.jp/Triple3/20070809/p1
いまさらながら、批判のルール。 - Something Orange
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いまさらながら、批判のツボ - 一本足の蛸