『Newton 8月号』
Newton (ニュートン) 2007年 08月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: ニュートンプレス
- 発売日: 2007/06/26
- メディア: 雑誌
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まず第1に、今後100年でどの程度気温が上昇するのか、誰にもはっきりした予測が出せていないということ。
第2に、温暖化の程度、地域によって影響のばらつきが大きいこと。
第3に、メリットデメリットの両方が多岐にわたっており、全貌をつかみきれないこと。
これらの理由から地球温暖化に関する問題は疑似科学の温床ともなっています。メリットを受ける地域だけを取り出して「地球温暖化は良いことだ!」と主張してみたり(言うまでもなく地球温暖化で真っ先に割を食うのは中緯度の乾燥地帯です)。
こうした問題に対し、ひとつひとつ丁寧に答えているのが今月号の『Newton』。IPCCの最新の報告書を軸に、地球温暖化の問題点を想定される様々なケースに合わせて解説してくれています。
http://www.toyokeizai.net/online/magazine/story02/index.php?kiji_no=34
この辺りを読んでもやもやした気分になった人にオススメです。