小粒なコンテンツ

インターネットで日々の話題をアップをするようになると、毎日アップできるものを探すような生活になりがちだ。たとえば、週に1度の習い事なら、1週間かけて練習できる。年に1度のコンテストならば、1年間かけた作品を発表できる。本来は、見つけたから発表する、という順番なのだが、つい締切に間に合わせて、発表するために見つける、という行動を取るようになる。毎日アップする生活では、ついつい1日で見つけられる手近なものを求めやすい。時間をかけて作るコンテンツは減少する傾向にある。達成しやすいものが増え、コンテンツは小粒になりがちだ。
 良い悪いを論じているのではない。自分の行動の理由を自覚していれば、なにも問題はない。支配されている人が多いのではないか、と感じるだけである。

http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2007/06/post_1234.php

ぐさり。
「寝る前に更新しておこう……。何か短時間で書けるネタはないかな」といつものサイトを巡回しているときにこの記事を見つけたので、余計にぐさり。
当ブログは最近アニメ⇒漫画⇒アニメ⇒映画のサイクルで記事を書いているのですが、これにはあらかじめ何を書くかを決めておくことで執筆期間を長く取る=記事の小粒化を防ぎたい、という狙いもあったような無かったような。あ、でもゲームのプレイ日記なるジャンルにも手を出してみたいなと思っています。いつもいつも大型記事だとつまらないからね。書いてる本人にしても、読者にしても。
ただ、どういう執筆形態を取るにしても、時々は先を見たほうが良いのではないかな、と思うわけです。小さな達成は平面状に並べるより立体的に積み上げた方が後から振り返った時により自己満足出来るでしょう。あ、ちなみに僕は「自己満足」という言葉を肯定的な意味で使っています。