『Romantic summer』
『瀬戸の花嫁』面白いですね。ハイテンションなギャグに見え隠れする価値観の倒錯はミハイル・バフチンのカーニバル論にも通じる陽気さが魅力。
ただ、ひとつだけ欠点が……。
それは、それは、まだ野川さくらが出ていないことだぁー!(現在5話。7話から登場予定)
……というわけでこんなの聴きました。
- アーティスト: SUN&LUNAR[燦&留奈](桃井はるこ&野川さくら),瀬戸燦(桃井はるこ),桃井はるこ,松井五郎,梅堀淳
- 出版社/メーカー: エイベックス・ピクチャーズ
- 発売日: 2007/04/25
- メディア: CD
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まずは『Romantic summer』。作詞作曲編曲すべて桃井はるこというわけで、いやあ、本当にマルチな人ですね。要所要所でエレキがジャカジャカ、ちょっとだけ懐かしい曲調にパワーのあるモモーイの声が重なり、締まりのある曲になっています。
反面、2人のユニゾンパート、特にサビの部分ではさくにゃんがやや押され気味だったかもしれません。あと、アニメ版のOPでは省略されているサビの中盤でややもたつく感じがするのも気になるところ。同じメロディを繰り返して、後に来る落差が強調しようとする試みだったのでしょうか。
そしてカップリング曲の『涙一輪』。演歌ですが、コブシはいまひとつ。でもなー。これ以上コブシが効きすぎるとモモーイらしさがなくなってしまうので、ちょうど良かったのでしょう。曲調はいかにも演歌という感じで、若干ありきたりかな、と。