字幕・吹き替えのすれ違い

知り合いからこんな話を聞きました。
韓国映画やドラマの中で、子供が親に話しかけるシーン。この時、日本語字幕や吹き替えだとフランクに話しているように見えるけれど、実際はガチガチの敬語で話していることが多いのだそうです。日本語に訳すとき「最近の日本には、親に敬語で話す子供なんてほとんどいないから」という理由で変えられてしまうのだとか。
見ているだけの僕たちは韓国語に精通していない限り、正確に意味というかニュアンスをつかめていないことすら気づかない。わかっていないことがわからない。要するに、自分が他者を理解しているのか、それとも誤解しているのかを見分けることは難しいよね、という話でした。