ザ・ぼんち

暑いっていうか熱い!な京都です。盆地を都とした平安人がウラメシヤ。で、実は裏飯屋ってトンデモ料理の店のこと。
ところで平安京が四神相応の思想に基づいて造られたというのは有名な話ですが、四神相応についての一般的な理解は「北が山、南が池、東に川、西に道」ではないでしょうか。しかしこの解釈の(確認されている限りで)初出は「作庭記」っていう平安末期の造園ハウツー本で、おそらくその記述をパクったと見られる「ホキ内伝(字がだせない)」で広まったと思われます。つまり、割と新しい解釈だということ。その証拠に、実は平城京も四神相応の土地ですが(平城遷都の詔に「四禽図に叶い」って書いてある)、従来の解釈では四神相応に当てはまりません。というわけで以下は仮説。
平安以前の「四神相応の地」というのは「気」の溜まりやすい、四方を山に囲まれた土地のことをさしていたようです。
平安京の場合は北に船岡山、西に衣笠山、東に比叡山、南に甘南備山。
平城京の場合は北に市庭古墳群、東に生駒山脈、西に奈良三山、南に越智岡丘陵。
これらの山々を線で結び、交わるあたりに都を造ったのでしょう。だから盆地なのは必然ですね・・・・・・。熱いんじゃー!コンチキショウ!