『ef2』の第7話を観ながら、「出た、ワカメキック!」「ワカメパンチ強えー!」と大興奮。歌舞伎みたいだ。あとで詳しく書きますが、うん、素晴らしかった。
あと、近所のレンタルビデオ店の「泣ける映画」コーナーから『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を借りてきました。それで寝る前に観たんですけど、これは「泣ける映画」……なのか?
いや、まあ、確かに主人公が可哀想すぎて泣けます。首の骨のへし折れる音が耳から離れなくなりますが……。

かんなぎ』第7話について。天岩戸に籠もったアマテラスがナギ様で、アマテラスを誘い出すために日本最古のストリップダンスを踊ったアメノウズメがざんげちゃん、という対応関係が成立しているわけですね。つぐみ視点で室内の様子がわからない間、ざんげちゃんは18禁な(以下略)。
ということを先ほど思いついたので、発作的に書いてみました。水滴がびっしり付いたペットボトルなんてあからさまに性的なイメージを喚起させ、露骨にエロい。間の取り方は相変わらず上手かったです。

喰霊零』があんまり面白いので、原作にも手を出してみました。3巻まで読みましたけど、ものすごくご都合主義的に主人公が強くなるのと、主人公が超イケメンなのに「見た目だけならそんなに悪くない」と言われる理不尽世界なのを除けば(あれで「そんなに悪くない」か……)、結構面白いですね。
主人公は普通の高校生だけど、やれば出来る子。それでもって「要は勇気がないんでしょ」でぐいぐい話を進めていくので、ドラマの作り方は非常に古典的。しかし、主人公の清々しいほどの単純さには好感を覚えます。あとギャグもデフォルメ調の絵柄込みで好き。
コマ割りのリズムも良く、見せ場ではタメも取れてるし、コマごとの密度も高い。シリアスなシーンでもシリアスになりきれない軽さを感じますが、それも味ということで、これといった欠点は思いつかないですね。あとはシナリオ次第、というわけで続きを読み進めていきたいと思います。

喰霊 (1) (カドカワコミックスAエース)

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