週末から飲み会・飲み会・二日酔いの3連コンボで撃沈していたため、常日頃にも増して更新が遅れ気味なtukinohaです。『ef2』の記事は書いた端から上げていくので、気長にお待ちください。
お酒も飲まず空気も読まず、もうひとつのブログを更新。今回のテーマは近代日本の右翼思想について。少しまじめな書評です。
http://d.hatena.ne.jp/tukinoha2/20081117
戦前右翼思想の研究自体は、たとえば竹内好のような人がやっているので、珍しいというわけではありません。皇国史観の反動から戦後民主主義一色になった歴史学に違和感を覚えている人は少なからずいて、そういった人たちが右翼研究をやってきたわけです。しかしその対象はほとんど北一輝大川周明といった革命的右翼に限られていて、安岡正篤のような現状維持派については比較的手薄。今回紹介するのはその辺について書かれた本です。興味のある方にはオススメしますが、はっきりいって論理的に穴だらけの本なので、注意深く読める方限定で。