雑記10/22

今年の秋は短かったですね……と過去形にしたくなるほど、寒いです。コタツを出してガメラごっこでもしようか。
アニメよりも映画を見る毎日。キューブリックの『ロリータ』の面白さと言ったら。キューブリックの映画には、あらすじに還元できない「何か」があるのですが、その「何か」がわからない辺り、まだまだ修行不足だなと感じます。
あと、『街の灯』を見てようやくチャップリンの良さが分かってきた気がします。彼の映画はどれも物語が始まる前の背景が全然想像出来なくて、突然そこに現われた旅人のようなのですが、そこが寂しくて素敵です。

『街の灯』より
「明日が来れば鳥も歌うよ」


2倍以上年齢が離れている人と話をする機会があって、いつの間にか、若さってなんだ、振り向かないことさ、みたいな話に。
今日か明日か、それとも10年後20年後かは知りませんが、自分がいずれ死ぬ、ということをリアルに感じられるようになるのはいつ頃からなんでしょうね?こんなことを書くと中二病っぽいですが、少しくらいは自分が死なないんじゃないかと思っていて、だからこそ絶対に「終わり」がこない趣味や学問の世界に生きてていられるんだろうなぁ、と。
もっとも、怠惰と惰性の原因もまた「自分が死なない」という思い込みなのかもしれませんが。

先日の『ef』に関する記事は各所で取り上げて頂けたようで、ひとりでリンク元を見て面白がっていました。毎日新しいニュースサイトのURLが表示されるのを眺めていると、情報はこういう風に広まっていくのか、ということが何となくわかってきます。水が染み出るような、という感じ。
リアルタイムの感覚で書く人はちょっと気をつけた方が良いかもしれません。そのときしか通じない時事ネタを盛り込んだり、とか。