本筋とは関係のない話

古い雑誌を読み返していたところ、ある私立美術館の館長がインタビューで
「コレクションに50年かかった収蔵品は、50年でよそへ行ったほうが良い。そうやって日本美術は発展してきた。それに、いくら名品でもずっと同じものを見ていると、さすがに飽きる」
というようなことを言っているのを見つけて、僕は
「そうか。やっぱり飽きるのか」と妙に納得してしまった。