道具を使うこと・使われること

昨日の話と微妙に関連するのですが、人間は道具に使われる一方で、その道具が良いものならば、人間は道具のポテンシャルを引き出してやろうとするものです。
例えば、中古の軽トラックに乗りながら「車なんて走ればいいよ」と思っていた人が何の因果かスポーツカーに乗り換えた途端「この車のポテンシャルを引き出してやりたい!」と頭文字Dみたいなことを考え出したり、スポーツをしている時だと試合用の道具に持ち替えた瞬間に気分が切り替わったり。
これも広い意味では「道具に使われている」のですが、使い手よりも力のある道具は、道具に合わせて使い手を成長させてくれるものです。だから「弘法は筆を選らばず」というのは嘘ですよ(歴史的にも)。
そうそう、最近、友人の某氏がアニメを見始めたのですが、その原因がどうもニコニコ動画らしい。たくさんあるのに見ないのはもったいない、みたいな。