『おジャ魔女どれみ』を見て「子ども向け」ってなんだろうと考える

忙しい忙しいと言いつつ、今日からKBS京都で再放送が始まった『おジャ魔女どれみ』はしっかり早起きして見ているtukinohaです。おはようこんにちはこんばんは。

おジャ魔女どれみ(1) [DVD]

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おジャ魔女どれみ』、以前は「子ども向け」という言葉に惑わされて見ていなかったのですが、去年の今頃から見始めて、その後は坂道を転がり落ちるようにコンプリートした覚えがあります。
そうした経験を踏まえての考えですが、『おジャ魔女どれみ』に貼られた「子ども向け」というレッテルが意味するものを再考してみる必要があるのではないでしょうか。確かに『どれみ』は子どものために作られ、実際に子どもは楽しんでいました。けれど、そもそも「子ども」って何だろう?という疑問もまた浮かんで来るわけで。例えば『どれみ』の製作者たちが「これは子ども向け作品だ」という場合、そこで想定される「子ども」は実在する子どもなのか、それとも大人にだって存在する「子ども心」なのか。
この問題については毎週金曜日に早起きしながら引き続き考えていこうと思います。
印象としては「『どれみ』は子ども向けアニメだよ」と言うとき、肯定的な文脈だと「子ども」が下手をしたら大人よりも賢い存在として想定され、否定的な文脈だとその逆になる、という傾向があると思われます。
ちなみに僕は『どれみ』が大好きで、『どれみ』は最高の「子ども向けアニメ」ではないかな、と。大人ってそんなに大したものじゃないですよ、と大人になりきれない自分が言ってみる。