僕が作品を褒めるわけ

どんな作品を読んでも、とりあえず褒めるべきところ、学ぶべきところを探そうとする。見つからなければただスルーするだけで、いちいち貶そうとは思わない。
だって、ほんとにどうしようもない作品を貶した記録なんか、特に残しておく意義を感じないもの。後から読み返す気にもならないだろうし。

はてな

ああ、わかるなぁこの感じ。僕の場合は、作品の9割が凡庸であったとしても、残り1割の革新的な部分を強調するようにしています。作品の大半が凡庸なのは、日本人作家が日本語で小説を書くようなもので、それこそ文句を言い出したらきりがないと思うので。
第一、精神衛生上良くないです。どうも僕は気が弱いのか、他人の記事を批判すればするほどお腹が痛くなる人間なので。あと、批判するのって褒めるのより難しくないですか?確かに、単に批判するだけなら誰にだって出来ますけど、上手い褒め言葉と同じくらいの説得力を持った批判の言葉ってあまり見かけない気がします。
ただ、あまり「低きに流れる」のもどうかと思うので、たまには批判した方が良いのかもしれません……。もちろん作品に対して「あれがない」「これがない」と批判するのも「低きに流れる」なのですが。理由は以前書いたので省略。