月刊誌の役割

月刊少年ジャンプの休刊について。
月刊誌で収益を上げられている所はそれほど多くないのでは、と想像しています。それでも刊行を続けているのは、作家に定期的に作品を作らせるため、つまり締め切りを作ることで作家を追い立てて、単行本を作るための原稿を書かせているのではないでしょうか。収益は雑誌ではなく、単行本で出す。だいたいこんなところではないかな、と。
だから、締め切りがなくても継続的に作品を出せる作家を多く抱えていれば、雑誌がなくなっても単行本で収益を出せるのでは……いや、無理だろうなぁ。宣伝媒体がないもんなぁ。士郎正宗クラスの知名度がないと厳しいのかも。
ちなみに、「原則として全作品の終了を予定している」とのことですが、どうするんでしょうね？いっそのこと、連載陣全員で抗議の意味を込めて、戦闘物は「俺達の戦いはまだ始まったばかりだ！」、学園物は最終ページにでっかく「未完」と書いて終わらせるというのはどうでしょうか、と思ってもいないことを言ってみたり……