「理解に苦しむ」って何だ?みたいな話

同い年で学生の彼氏が今年18禁ゲームオタクだということが発覚しました。
相手は「泣けるんだよ、これはギャルゲーをしているんだ、内容がおもしろくてしてるだけ」
と理解の苦しむ返答でばれてからまるで隠すつもりはないようです。
私はこの意味がわかりません。

18禁ゲームが好きな彼氏について -同い年で学生の彼氏が今年18禁ゲ- カップル・彼氏・彼女 | 教えて!goo

ひとくちに「理解に苦しむ」と言っても、上記のような場合と数学書相手につぶやくような場合とでは意味が違っているような気がします。「出来ない」よりは「したくない」のニュアンスに近いかも。
嫌いなものに対しては理解した上で無視するか非難するかすれば良いと思うのですが、「理解したいとも思わない」みたいな言説がまかり通っているのは、「理解する」という行為に対して同化と似た印象が持たれているからではないでしょうか。
「エロゲヲタに理解がある」という場合、エロゲヲタを好意的に見ている、あるいは自身がエロゲヲタだと解釈されることが多いように感じます。でも、本来は理解することと好きになることって別ですよね。
理解して好きになる、というのは心情的、直感的な理解なわけで、限りなく誤解に近い。論理的に理解する、というのは「0.9999……=1」みたいな話なのですよ、たぶん。