組織の発展

立命館大は19日、4月に開設する映像学部の客員教授に映画監督の山田洋次氏(75)が就任すると発表した。松竹京都映画(京都市右京区)の敷地内に、松竹などと共同で実習施設を建設する計画も明らかにした。
お知らせ : 京都新聞より―

山田洋次氏がどう考えているかはともかく、大学は客寄せパンダとして期待しているのでしょう。映像学部も新設して組織を大きくする気満々の立命館ですが、何もしないっていう選択肢はないのかなぁ。どうも世の中には予算を獲得してそれを使い切ることが自分の功績になると考えている人がたくさんいるみたいなのですが、お金を使うのが偉いってそれどうなの。みたいな。
これから先、人口は増えない。大学の入学者だって減少に転じる。そんな未来に求められているのは、少なくなったパイをかき集めることではなくて、緩やかに組織を小さくしていくことではないかと思う。大きくなることは必ずしも発展を意味しない。小さくなることが発展ということもある。
とりあえず手始めに1つ2つ学部を廃止してみてはいかがでしょうか(僕が卒業してからだとなおよろしいかと)。