秋の夜長にうってつけのあれこれ3

今回はスポーツの話をしようかな、と思ったのですが、あの運動会という軍国主義の流れを汲む行事のことを考えると、ガチガチのリベラリスト(=全然リベラルではない)な私には向いていないので、芸術の話をします。
この時期いろんなところで文化祭やら学園祭やらがありますが、これも芸術活動と考えて良いのでしょうか?いえいえ、芸術とは自己表現。行事の場合はまず「やる」ということが先行しているのですから、目的表現ですよね。だからデザインの領域に入るんじゃないかなぁ。
では何を持って芸術の秋とするのか、正直良くわかりません。もしかして、秋はヒマだから勉強しろという意味かも(芸術って、元々はリベラル・アート=教養科目の訳語。)。国立や県立の美術館がばんばん建てられているのだって、芸術を利用して市民を教化してやろうと思っているから。
でも、芸術がわかるからって良いやつだとは限りません。むしろ、前田慶次郎みたいに傾いてみたり、ヒトラーみたいにファシズムに走ったり……