15年後の君へ

こんなの見ました。

作品の主要モチーフとなっている多次元解釈について語りだすと炎上しそうですが、あくまでも瑣末なこと。私の琴線に触れたのはテーマでした。
「15年後の君はどうなっているの?」
主人公たちは12歳。そこから分岐する、望む未来や、望まない未来は無数に存在しています。
それに比べて、大人の描く未来がいかに矮小なものか。住宅ローンのポスターを見てみましょう。夫婦が小さな子供を抱いて、ピカピカな家の前でポーズ。けれど、小さな子供はやがて大人になって、家は古くなり、新天地を求めて遠くへ旅立つかもしれません。せめてそのくらいの想像力は必要ではないでしょうか。
思うに、大人になるほど未来は近づいてきます。たまには遠くを眺めてみようぜ(最後だけフランク)!