否定の論理

スラヴォイ・ジジェクユダヤ人差別について以下のようなことを書いています。
あるところに「金持ちのユダヤ人」がいました。そのユダヤ人が金持ちなのは偶然ですが、差別的な人はユダヤ人と金持ちの組み合わせを必然とする物語を作り上げます。「ユダヤ人は強欲だから金持ちなのだ」とか。このような「見せかけの物語」が差別の要である、と。
「AであるやつはBなので信用できない」という言説一般に通用する話。