セイントオクトーバー

第1話のタイトル「ロリ誕生!少女が超ゴスロリに!」がたまらなくツボにはまったというか、どつぼにはまったというか、地雷だとわかっていても踏まずにはいられないというか、僕はこういうセンスに弱いのです。
舞台は中世ヨーロッパを基本としたオリジナル世界。そこでは毎夜、児童誘拐事件が発生していました。主人公の少女探偵たちはその捜査中、ユアンという少年と出会います。彼は名前以外の記憶をなくしているのですが、何か不思議な力があるらしい……という話。
設定だけを見ると『おとぎ銃士赤ずきん』が近いのですが、雰囲気では『ラピュタ』かなぁ、と思います。ときどき飛行機が出てくるのですが、そこだけが明らかに異質で、街に溶け込まない「ちぐはぐ感」がけっこう面白いのではないでしょうか。
まだ始まったばかりですが、これからどのように独自の色を押し出していくのか、個人的には注目の作品です。宍戸留美さんが出ているので、そちらにも注目(出番少ないけど)。