メディアの中の新聞

岡山県で新聞大会が開かれたそうです。http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20061018k0000m040097000c.html
新聞大会といっても、借り物競争をするとか(『北朝鮮の極秘情報』などを借りてくる)、広告を折り込む速さを競うとかではなくて、未成年の主張のように、言いたいことをいうだけの会みたいです。

“インターネット元年”と呼ばれる95年以降、新聞の総発行部数や売り上げ、広告費などが軒並み減少している厳しい現状なども報告された。

これまでは新聞が良くも悪くもメディアの中で特権的な地位を獲得してきたわけですが、今後は「選択肢の中のひとつ」くらいに落ち着くのではないでしょうか。そもそも「価値判断を重要な役割」にするようなメディアは、マイナーな方が面白いはずです。赤旗なんて面白いですよ、何書いてるのか全然わかりませんが。
どうせ読まないから関係ないですけどね。新聞記者って、確かに教養人かもしれませんが、何かの専門家ではないわけで。

パネルディスカッションでは「情報がはんらんする時代だからこそ、背景の掘り下げなどで道しるべになるべきだ」「子どもが活字に親しむ文化の育成に向け、教育改革に積極的な提言を」などの意見が出た。

だから、アイザック・アジモフでもない限り、もはや社会には「教養」で提言ができるような単純性がとっくに失われていると思うのですが、どうでしょうか。
あと、「メディア」のキーワードリンクをクリックすると、いきなり『ぱにぽに』のメディアが出てきて萌え。