2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

オトナアニメvol7

オトナアニメ Vol.7 (7) (洋泉社MOOK)出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2008/01/23メディア: ムック購入: 9人 クリック: 53回この商品を含むブログ (23件) を見る『ef』の大沼心監督のインタビュー記事に、ブロガーの人たちは作品をなかなか良く見ているけれ…

さらに思いつき

「初音ミクに学ぶポピュラー・カルチャー論」という記事を書いたら面白いんじゃないでしょうか。 近代芸術は「独創」を御神体にしていたわけですが、それは同時に「私有」の概念とも深く結びついていたわけです。現代では、例えばラップ・ミュージックがサン…

アニメ『最終試験くじら』が示した可能性

最終試験くじら DVD 上巻出版社/メーカー: キングレコード発売日: 2007/12/26メディア: DVD クリック: 11回この商品を含むブログ (7件) を見るふと思いついたこと。 去年僕たちの前に現れたアニメとして、『最終試験くじら』という、テレビ放送なし、ウェブ…

業務(?)連絡

ウェブ拍手を削除しました。今後、tukinohaにこっそり伝えたいことがある方は、プロフィールのページにメールアドレスを書いておいたので、そちらから連絡してください。スパムメールも笑える文章であれば歓迎します。 若干忙しいため、アニメに関する記事は…

「泣ける」作品について

僕は、アニメや映画を見てわんわん泣いた後に「ああ、時間の無駄だった」と思うことが時々あります。「泣ける」や「リアル」であることと、その作品が傑作であるということはイコールではない、という考え。 最近『恋空』に対する批判を頻繁に見かけるのです…

eufonius『リフレクティア』

発売当日に買ってきました。お財布にはあと20円しか入っていません。今期はこれと『H2O』のOPだけ買えば十分かな、という感じ。むしろそれ以上買えない。リフレクティアアーティスト: eufonius出版社/メーカー: Lantis発売日: 2008/01/23メディア: CD購入: 3…

アニメを見るときの「自然な態度」について

僕たちが作品(特にアニメ)を鑑賞するとき、あるいは作るとき、無意識に取る「自然な態度」というものが存在します。 例えば、作品内で起こる出来事には全て理由があると考えること。キャラクタの顔や性格は変化しないと考えること。画面は風景や人で満たされ…

業務(?)連絡

http://d.hatena.ne.jp/tukinoha2/20080120/p1 もういっこのブログを更新しました。今回のテーマは古河財閥についてです。原敬の話とか陸奥宗光の話とか完全にスルーですが、第1次世界大戦を契機に財閥間の格差が増大するまでの流れ、というのはある程度書け…

『シゴフミ』と人殺しのリアリティ

シゴフミ 一通目 [DVD]出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売日: 2008/03/25メディア: DVD クリック: 55回この商品を含むブログ (38件) を見る 「シゴフミ」視聴者の皆様へ いつも「シゴフミ」を応援していただき誠にありがとうございます。 この度、「シ…

アニオタ六道

徹夜明けかつ飲み会明けの異常な頭で思いついたネタ。ほとんど僕の好き嫌い、あるいは願望に基づいて書かれています。野川さくらと結婚する方法って無いかな……。 6.懐古界「最近のアニメは全てエヴァのパクリ」 ↓ ↑ 5.製作界「シャフトは手抜きして儲け…

アニメOP・ED映像論〜『true tears』OPを例にして〜

2008年1月から放送が始まった新作アニメ『true tears』。予想の出来ないドラマ展開と、キャラクタの動かし方がどこかノスタルジックで、とても魅力的な作品です。富山県を舞台にしている、という地元出身者としての思い入れもあるので、今期はこの作品を集中…

雑記1/13

毎日新聞「<青森家族殺害>猟奇的ストーリーの漫画本を押収」 「諸悪の根源は毎日新聞」的な「殺人の動機」って何かないかな、と先ほどから考えているのですが、なかなか思いつきません。「毎日新聞の社会面を見て真似をしました」というのも、あとで「報道…

宮崎駿オススメのアニメ映画『雪の女王』について。

映画『雪の女王』新訳版公式サイト 雪の女王作者: アンデルセン,朝比奈かおる,木村由利子出版社/メーカー: 偕成社発売日: 2005/04/05メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 45回この商品を含むブログ (7件) を見る2月9日から大阪でも上映が始まるそうです。僕…

表現としての批評

http://d.hatena.ne.jp/m_tamasaka/20080104/1199387682 作者は作品を批判されると傷つくので自重してください的なネタについて、「批評」を志向するブロガーの立場から軽く言及してみます。こういう話に口を出すのは、つまらない小説しか書けない小説家が「…

劇場版『空の境界』第1・2章をまとめて見てきました。

前日の夜行バスに乗って東京入りし、映画3本と東博を見てさっさと帰りました。「ローマ皇帝伝」風に言えば「来た(東京に)、見た(空の境界を)、買った(グッズを)」という感じ。あと、朝7時半からテアトルダイヤに並んで第1章を見たのですが、自分の前に2人並…

アニメOP・ED映像論(試論)

現代のアニメ製作において音に映像を合わせるプレスコが行われているのはOP・EDくらいで、それ以外の部分は映像に音を合わせるアフレコが主流になっています。ただ、そのような「(残念ながら)珍しい」部分であるだけに作り手の才能が良く現われる部分でもあ…

雑記『謹賀新年』

相変わらずな僕ですが、今年もよろしくお願い申し上げます。 早速ですがもう一個のブログを更新しました。今回のテーマは「初詣の成立」です。 http://d.hatena.ne.jp/tukinoha2/20080104/p1 鉄道会社の影響で初詣の習慣が広まったというのは結構有名な話で…