2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

アニソン三昧!

「今日は一日『アニソン』三昧」を聴きながら書いているので、さっぱり集中できません。 ラジオは「明日は朝早い」という時に聴くのが一番楽しいんだよね……。おや、新谷良子が水木一郎にツンデレの解説をしている。「みずき は つんでれ を おぼえたぞ!」

ufotableは本当に『深夜アニメ式に正しくない』のか

今更ながらこんな話題に乗ってみようと思います。 ufotableは基本的に深夜アニメ式正しさを「是」としていないスタジオであるように思います。 (中略) 「カリ城パロディ」や「美少女ガンアクション」を持ち込んで深夜アニメ式正しさの信奉者であるように振舞…

就活は大変

こうして散っていった就活生の思念がムーアの大森林に生える一本の木に集まって……

『ひとひら』−あなたは精一杯生きていますか?

麻井麦は緊張すると声も出せない、普通の少女。 とても演劇なんて出来そうもない、普通の少女。 けれど、運命は彼女を演劇へと導きます。 泣きたい。逃げ出したい。辞めたい。彼女は弱音を吐き続ける。 失敗した。喧嘩した。傷ついた。では、彼女に残された…

大人が全力で遊ぶアニメを見たい

久々に『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』の話。 『まなびストレート』という作品は様々なコミュニケーションのあり方を描きだしたわけですが、その舞台が本当に「学園」でなくてはいけなかったのか、ということは考えてみる価値があると思います。 …

『電撃文庫ムービーフェスティバル』を観てきたよ

久々に映画館で映画を観ました。実を言えば直前まで『ハンニバル・ライジング』を観るつもりだったのですが、レクター博士のイメージを(悪い方に)壊されそうでやめておきました。 で、代わりに見たのが『電撃文庫ムービーフェスティバル』。座席の両サイドを…

アニメの「作者」って誰のこと?

元記事⇒これからアニメ批評について真剣に考えてみようという人に向けて 以下、反論。 そもそも大人数が様々な意図で関わり影響している事が受け手にも周知されてる今時、商用映像作品を批評の時だけ「監督が作者である」ってフィクションに立脚して語るとい…

要するに

と言って、その後本当に要約している可能性は大体30%くらいじゃないかな、と思う。 後の70%は全然関係のない話、あるいは飛躍した話が続くのです。 「え、それって誰のこと」「さあ」

字幕・吹き替えのすれ違い

知り合いからこんな話を聞きました。 韓国映画やドラマの中で、子供が親に話しかけるシーン。この時、日本語字幕や吹き替えだとフランクに話しているように見えるけれど、実際はガチガチの敬語で話していることが多いのだそうです。日本語に訳すとき「最近の…

『戦艦ポチョムキン』―モンタージュとワンショット

日本では……というより、一般にはあまり有名ではない映画かもしれませんね、『戦艦ポチョムキン』って。ただ、先日『市民ケーン』を取り上げた際に紹介した『サイト・アンド・サウンド』誌の投票でも常に上位に食い込む、サイレント時代を代表する作品のひと…

雨は静かなる午後に降る

10時ごろにもそもそと起き出して『リヴァイアス』の最終巻を見ました。最初の3話を見るのに1週間かかって、最後の12話は2日で見た計算。先走って余計なことを書かなくて良かった。 その後、レビューの「あらすじ」にあたる部分だけ書いてお出かけ。雨…

『無限のリヴァイアス』−無力な少年達の現在

「どうして どうしてそんなに憎むの? 悪いことなんてなにもしてないのに」 『コードギアス』がお休みの間、同じ監督の『無限のリヴァイアス』を見ていました。無限のリヴァイアス Vol.9 [DVD]出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売日: 2000/12/21メディ…

これからアニメ批評について真剣に考えてみようという人に向けて

最近は批評論が流行っている、と書いたらちょっと嘘。かつての理論・反理論の対立のような、熱のある(陰湿ともいう)議論というものはあまり見られなくなったようにも感じられます。けれど、それはもちろん理論が必要とされなくなったことを意味しているわけ…

業務(?)連絡

昨日まで更新をお休みしていたのは、キーボードの「←」キーが接触不良で「やってらいれるかコンチキショウ!」だったためです。キーをひっぺがして掃除したら直った。

『らき☆すた』は日常を描いたのか?

「こんなにスポーツ出来るのに、何で運動部とかに入らないの?」 「だって部活に入るとさぁ……ゴールデンタイムのアニメが見れないじゃん」 『あずまんが大王』が「ありそうでありえない日常」を描いたとすれば、この『らき☆すた』は「本当にありそうな日常」…

『この青空に約束を― 〜ようこそつぐみ寮へ〜』はキャベツを越えられるか

「お願い、棄権して。あんたひとりで棄権するのが嫌なら、私も棄権する。そんな体調じゃ勝負にならないでしょ……今日のところは延期にしといてあげるから」 「何甘えたこと言ってんだ!だから全国大会の本番で、力を出せずに負けるんだよ!」 「あんた……私と…

日用品が変わると生活が変わる

『sola』がやたらと面白いので、こんなのを紹介します。 http://www.rakuten.co.jp/kasayasan/523894/523895/ ヒロイン・四方茉莉の持っているのとよく似た傘。 http://www.sola-project.com/ やばい、欲しくなってきた! たかが傘に6800円?と思うかもしれ…

日想徒然型

大したことのない日は、日記を書きたくなる。 シルクの布で包むように。 優しく抱きしめるように。 踊るように歌うように。 とりとめのないものは、とりとめのないまま記述したい。それが最近のテーマ。読みづらいことは承知の上で書き進める。普段とは文体…

『市民ケーン』−時間と空間のモザイクアート

「私の自己愛に乾杯だ。誰だって、それしかない」 『サイト・アンド・サウンド』誌1962年度第1位。1972年度第1位。1982年度第1位。1992年度の批評家による投票第1位。世界の映画監督による投票第1位。米国製作映画ベスト100第1位……DHCかよ! 世界の映画史に…

業務(?)連絡

「4月期アニメレビュー」はもう1日やって終わりにします。感想は書いてて全然面白くないというのと、これ以上手を広げられないというのが原因。12作品くらいが限界ですねー、1週間に見る量としては。もうちょっとシンプルでスマートなライフスタイルを…

『sola』−もう「誰か久弥の行方を知らないか?」とは言わせない!

「凄いでしょ。何百年も生きてきて、本物の青空の下に、一度も立ったことがないの。 あの光を、どこまでも広がる空間を、透き通る青を知らないの。 だからあの時、君が空を撮るって言ってたから……」 原案・久弥直樹にキャラクタデザイン・七尾奈留という素敵…

『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』−サスペンスの精髄

「契約者は人間じゃない。人の皮を被った殺人機械だ」 「……わかってる」 「リスクを最小限に抑えるために、目撃者は必ず殺す。やつらは嘘つきだ。裏切り者だ」 物語は組織のエージェント・黒(ヘイ)の登場によって幕を開けます。圧倒的に強く、残酷に敵を倒す…

『アイドルマスター XENOGLOSSIA』−サンライズの野心作

「本当に良いんですか?」 「弥生ちゃんに心配かけたくないし、あそこに基地があること知ってると色々大変だって言うし」 「そうじゃなくて、春香さんは本当にアイドルマスターに?」 「うーん、よくわからないけど」 「けど?」 「まあいいかって」 原作の…

『クレイモア』−極限への挑戦

「妖魔の力を手に入れれば、強くなれると思っていた。だけど……。 妖魔の力を使う以上に、人間としての心が強くなくちゃいけなかったのに」 「だ、だめだ……」 「だから、お願い、早くして……。私が、人間の心を持っているうちに……」 妖魔を倒すため、あえて妖…

『天元突破グレンラガン』を楽しむために

「やれっ!お前なら出来る!」 「で、でもっ」 「いいかシモン、自分を信じるな。俺を信じろ。お前を信じる俺を信じろ!」 「何それ……」 地下の集落に生まれ、日の光を知らずに育ったシモンは、ある日腕にドリルのついたロボットを掘り出した。兄貴分のカミ…

異文化を尊重することの難しさ

欧州連合(EU)の欧州議会で「動物虐待の要素が強い」などとして、域内での闘牛の禁止を目指す動きが活発化したのに対し、スペインの闘牛関係者は11日「闘牛は欧州の“文化遺産”だ」とする反論文を発表し、全面対決の姿勢を示した。 動物虐待だ!モウ止め…

業務(?)連絡

駆け足気味なレビューが続いております。ちょっと自分らしくないな、とは思うのですが、後で詳細な批評をするための参考資料として書いているものなのでご容赦のほどを。 批評理論の話なんかもしたいのですが、難解なだけの観念地獄に落ちるのも嫌だし、批評…

『瀬戸の花嫁』−(たぶん)今期最高の正調コメディ

「金魚すくいは……「金魚を救う」と書いて金魚救いじゃきん、金魚の一匹も救えんとあっちゃあ、瀬戸内人魚の名折れじゃきん!」 (燦ちゃん、いつもこんなノリでよく今まで人魚ってこと隠してこれたな。っていうか、魚類の的屋が金魚を売ってるってことは身内…

『魔法少女リリカルなのはStrikerS』−日常はどこへ消えた?

憧れたのは、私の命を救ってくれた人。 夢に見たのは、その人みたいに強くなること。 ずっと憧れて、夢に見て、目指してて。だけど、4年越しの再開はあんまりにも突然で、まだ何にもわからなくて……。 でも、ここからきっと何かが始まる。そんな気がする 前作…

エル・カザド−3部作の完結編?

「しかしエリス、お前さんは何でまた賞金稼ぎと一緒にいるんだい?」 「エリスは賞金首だから」 「!?」 「エリスは博士を殺したの……ウイニャイマルカ」 ハインツ・シュナイダー博士殺害の容疑で多額の懸賞金をかけられた少女エリスと、彼女を守る賞金稼ぎ…